どら焼きとは
どら焼き(銅鑼焼き)は和菓子としてはとてもポピュラーなものの一つ。まんがやアニメでおなじみのドラえもんの好物でもあります。そんなどら焼き、結構奥が深く、スーパーの特売から老舗のご贈答用まで、そのクオリティは多岐にわたっています。
どら焼きは和菓子だけに、緑茶にとてもよく合います。どら焼きの形状は、円く焼いたカステラ生地2枚で小豆餡(あずきあん)をサンドしたもの。とはいえ、小豆餡のかわりに生クリームやカスタードクリーム、チョコレートクリームなどを挟んだものや、栗や餅、フルーツなどが一緒に挟まれているものなど、さまざまなバージョンのどら焼きも見られます。
どら焼きの皮は、しっとりしているのが美味しいです。これは生地に蜂蜜を混ぜ込むことで実現できます。この辺はカステラと同じですね。
以上が一般的に知られているどら焼きの概要ですが、同名でありながら内容が違う菓子が存在します。こちらは熱した銅鑼の上で焼いた皮に棒状に延ばした漉し餡(こしあん)を巻き込んだお菓子。京都市の東寺で毎月21日に開かれる「弘法市」にて、その前後3日間限定で、老舗「笹屋伊織」が売っているもので、こちらも「弘法さんのどら焼き」として親しまれています。
どら焼きの歴史
どら焼きは伝統的な和菓子。よって、当然ながら、どら焼きには古い歴史があります。
どら焼きの起源には諸説ありますが、変わった説としては、平安末期、武蔵坊弁慶によって発案されたというものがあります。また、最初の誕生は江戸時代だったという説もあります。いずれにしてもどら焼きの起源ははっきりわかっていません。また、どら焼きのネーミングの由来のほうも、「形が銅鑼に似ていることから」という説や「鉄板の代わりに銅鑼の上で焼いたから」説などがあり、こちらもはっきりしないようです。
どら焼きはもともとは餡(あん)をサンドしたものではなく、きんつばのような皮に餡を載せ、皮の端を折りたたんだものであったと言います。そのどら焼きが現在のようなカステラ生地で餡をサンドする形になったのは大正時代のこと。現在も続く上野の和菓子屋「うさぎや」によって考案され、これが全国に広まったというのが通説です。
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